私が気に入る漫画はストーリーももちろんですが,
最初に絵が気に入らないとだめ。
字だけの本と違って目も楽しませてくれる物が好き。
線の荒いものや絵があまりにリアルなもの(へたくそな絵は論外)
は好みに合わないようです。
下は溜まり過ぎた本や漫画を整理するたびに
処分をまぬがれてきた漫画たちのなかの一部です。






女の子編


波津彬子

この人の絵が大大大好きです。
美しいです。(力入る私)

雨柳堂夢咄
骨董品屋,”雨柳堂”を舞台に,店の主人の孫で人外のものと意思の疎通ができるという不思議な能力を持つ美しい少年,”蓮”がさまざまな不思議な事件やできごとを解決?していく,という一話完結の連続物です。
骨董品にやどっている ”物の精”や ”花の精”,狐等などいろいろな精霊(妖怪?)が登場します。

”春の寺”
少女の繕い師(骨董品の陶器の欠けたところ等を修理する人) ”釉月(ゆつき)”を主人公にしたものです。幼い頃に生き別れた母を捜している釉月は昔母と見た覚えのあるような気がする古寺に入って行きます。そこには親のない子供達がたくさんいて,みんなで釉月に遊んでもらおうとします。子供達の面倒を見ているのは妙心尼という年老いた尼さんでした。釉月の問いに答えて妙心尼は釉月の母の事をなんとかして思い出そうとします。妙心尼の思いがけない正体と優しい心が胸をうちました。

”鏡花夢幻”
泉鏡花の天守物語や夜叉ヶ池等を原作にした漫画。原作の雰囲気と絵がとても合っていると私は思います。


さちみりほ

夢やしきへようこそ
増えていく人間達に住みかを追われた ”本物の妖怪やお化け達” が集まってお化け屋敷の小屋を行く先々でかけ,助け合って暮らしています。座長は美しい青年の鬼で片目がありません。昔々とても大切な人のためになくしてしまったのです。一座はある日死んで間もない人間の赤ちゃんを見つけ,座長のあにさんが妖力で蘇られます。子供は勇太と名づけられ皆からとても大切に育てられます。とても哀しくてとてもいとおしくて,生きていく事の不条理とそれに負けない優しさもあったりしてとても素晴らしい作品ばかりです。


西澤暁

花守の狐
花守稲荷の主の狐,花守狐と神主の鈴(りん)を主人公にしたシリーズ。

”約束”
ある夜,鳥居の上で街を見ている花守狐の耳に,夜の向こうからか細い子供のような悲しい想いの泣き声が聞こえてきます。でもそれは年老いて入院していた老人の想いでした。老いて子供に返った老人は入院先で目覚め,子供の頃に自分の家の池に棲む池の鯉の精と交わした約束を思い出します。それは,彼女の棲む池をずっと守り,彼女が淋しくない様にずっと一緒にいる,という約束でした。
でも,それは寿命の短い人間には守れっこない約束でした。
花守狐は老人を緋鯉(ひこ・鯉の精)のところへ連れていきます。
緋鯉と老人の再会,ふたりの会話が感動的です。
最後のページの

約束するよ
あなたの幸せを願うと
この想い
いつかは
終わるとしても
その最後の瞬間まで
祈り続けるよ
あなたが幸せでありますようにと‥‥


という文が大好きです。


川原泉

メイプル戦記
女だけ(でも,心は女よ!っていうオカマも1名入っている)のプロ球団の活躍を描いた作品。実在のプロ野球選手に名前も顔もそっくりなキャラも登場し,笑えます。

この人の作品はみな面白く,暖かくて素朴でとても心優しいんです。人間ていいな〜って思わせてくれる気がします。


名香智子

美女姫シリーズから続くシャルトル公爵家のシリーズ
ともかくこのシリーズのひとりひとりのキャラがめちゃくちゃ個性的で面白いです。ファンも多いんじゃないかなー。


木原敏江

夢の碑
短編と長編が入り混じった長〜いシリーズ物。舞台になる国も時代設定もまちまちですが,日本の室町時代以降を舞台にしたものが多いようです。読み応えあり。


岡野玲子/原作 夢枕獏

陰明師
安部清明を主人公にした夢枕獏原作の ”陰明師”を漫画化した一話完結のシリーズ。面白い上に平安時代について思わぬ知識が得られます。おすすめ。


西魚リツコ
京劇的無頼繚乱
中華街の若い娘頭目,美嫦(メイション)とそのボディガード,銀狐(パイユウ)を主人公にしたスケールの大きい冒険活劇?物語。おもしろいよー。








男の子編




藤田和日郎

うしおととら
正義漢でおっちょこちょいで運動神経抜群の ”潮(うしお)”とうしおの家(お寺)の地下室に500年間閉じ込められていた妖怪 ”とら”のコンビの活躍を描いた物語

ある日父親に蔵の整理を命じられたうしおは偶然,地下への扉を見つけます。好奇心から扉を開けて中へ降りていったうしおが見つけたのは槍で壁にはりつけられている妖怪でした。槍は ”獣の槍”といって持ち主の魂を削りながら力を得て妖怪を退治する伝説の槍で,ひょんなことからうしおはとらの肩をぬいつけている獣の槍を抜くはめになります。

個人的には漫画が始まった瞬間に ”とらちゃん”の大ファンになりました。強くて,そんなふうに見えないけどほんとは優しくて,内側にプライドがあって‥‥しかも時々めちゃくちゃ可愛くて‥‥まさに理想の男性?です。
しかも外見が私のだ〜〜〜い好きな猫科(かな?)。
文句のつけどころなし。(^_^;)

でも,ただの妖怪アクションじゃないんです。おすすめ。


川原正敏

修羅の刻/陸奥圓明流外伝
無手で人を殺す技を極め,数百年無敗を誇る幻の武術,陸奥圓明流の伝承者達の活躍を描いたシリーズ。

陸奥鬼一の章・源義経編
ご存知の源義経と陸奥鬼一の交流を描いています。
義経のキャラが一途でとても魅力的です。ほんとうにこんな人物だったのかな〜,などと考えてしまいました。
やっぱりこれもただの格闘技漫画とはいえません。


原哲夫/原作 隆慶一郎

花の慶次
私の大大大好きな時代作家,隆慶一郎さんの原作の漫画。

原作とは違っているところもたくさんあるけどそれはこの際置いといて,ともかく面白いです。
女の人もすっごく色っぽくて綺麗。

戦国末期,天下の傾奇者(かぶきもの)として知られた前田慶次郎。2メートル近い大男,戦場では無敵の剛毅な戦人にもかかわらず古典はおろか古今の典礼にも通じ,諸芸能まで極めたと噂される当代稀有の教養人でもあったという実在の人物です。原作の一夢庵風流記もぜひ読んでいただきたいです。

おなじコンビの ”影武者・徳川家康”も面白いよ。
この原作はすごく長いですけど,風魔一族などが登場してそれはもうめちゃくちゃ面白いです。


寺沢武一

コブラ
昔,劇場版も製作されて,テレビでも連続物があったくらいヒットした漫画。
この人の絵も女の人がとぉーーってもきれいです。もうナイスバディ。
相棒のレディというアンドロイドもすっごく魅力的。
やっぱり漫画はストーリーも大事だけど絵が魅力的じゃないと見ててもつまらないですよね。








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